【速報】北海道のテニス大会で集団蜂刺され事故、17人が被害。原因は攻撃性の高いキイロスズメバチか
2025年07月21日
夏のレジャーシーズン真っ只中の昨日、北海道芽室町の公園で開かれていたテニス大会で、選手や関係者ら17人が次々とハチに刺されるという衝撃的な事件が発生しました。幸いにも重傷者はいませんでしたが、楽しいはずのイベントが一転して騒然となりました。
本記事では、この事件の詳細な経緯と被害状況、原因とみられるハチの種類、そしてこれから本格化する季節に向けて私たちが知っておくべきスズメバチ対策について、最新情報を基に詳しく解説します。
事件の概要:テニス大会中に突然の惨事
事件が発生したのは、2025年7月20日午前10時20分ごろ。場所は北海道芽室町にある「帯広の森運動公園」のテニスコートでした。当時、公園では「北海道招待ソフトテニス帯広大会」が開催されており、多くの選手や関係者で賑わっていました。
とかち広域消防局によると、大会関係者から「16歳から17歳の男性がスズメバチに刺されました」との最初の通報が入りました。その後、被害者が次々と現れ、最終的に17人が刺されたことが確認されました。現場は一時騒然となり、大会は中断を余儀なくされました。
引用元:
* 【速報】スズメバチに10代から70代男女17人が刺される…公園でテニス大会が開催中 北海道(STVニュース北海道) – Yahoo!ニュース
* 北海道芽室町で蜂に17人が刺され軽傷 スズメバチの一種とみられる …
被害状況:10代を中心に70代まで、計17人が軽傷
被害に遭ったのは、大会に参加していた選手や関係者ら、10代から70代までの男女合わせて17人です。詳細な内訳は以下の通りです。
- 10代の男女:11人
- 20代の男性:3人
- 30代の男性:1人
- 60代の男性:1人
- 70代の男性:1人
若い世代を中心に幅広い年代の人が被害に遭いましたが、幸いなことに全員が軽傷で、病院に救急搬送された人はいないということです。
引用元:
* 【速報】スズメバチに10代から70代男女17人が刺される…公園でテニス大会が開催中 北海道(STVニュース北海道) – dメニューニュース
原因と対応:排水溝に潜んでいた「キイロスズメバチ」の巣
なぜ、これほど多くの人が一度に刺される事態となったのでしょうか。調査の結果、原因はテニスコート近くの排水溝に作られたハチの巣であったことが判明しました。ハチの種類は、都市部やその周辺にも生息し、攻撃性が高いことで知られる「キイロスズメバチ」とみられています。
専門家は、大会中のボールの音や人々の動きによる振動が巣を刺激し、ハチが一斉に攻撃を開始した可能性を指摘しています。事件後、通報を受けて駆けつけた業者が巣を駆除し、安全は確保されました。
今回の事件は、公園の排水溝という、普段あまり意識しないような場所に危険が潜んでいることを示しています。
引用元:
* 運動公園のテニスコートで17人がスズメバチに刺され軽傷 ソフトテニスの大会中 近くの排水溝にあったハチの巣を駆除 北海道芽室町 | TBS NEWS DIG
* 【速報】17人、スズメバチに刺される : 資格ちゃんねる
夏本番!私たちにできるスズメバチ対策
スズメバチの活動は7月から10月にかけてピークを迎えます。巣を守るために攻撃性が非常に高まるこの時期、野外で活動する際は特に注意が必要です。
スズメバチに遭遇しないための予防策
- 黒いものを避ける:ハチは黒い色を天敵のクマと誤認し、攻撃する習性があります。野山に入る際は、白っぽい服装を心がけましょう。
- 香りを避ける:香水や香りの強い整髪料、柔軟剤の匂いはハチを興奮させることがあります。アウトドア活動の際は使用を控えましょう。
- 巣に近づかない:スズメバチの巣を見つけても、絶対に近づいたり、石を投げたりして刺激しないようにしてください。
万が一、刺されてしまった場合の応急処置
- 直ちにその場を離れる:一匹のハチの攻撃は、仲間を呼び寄せる警報フェロモンを発します。まずは静かに、しかし速やかにその場から20メートル以上離れましょう。
- 毒を絞り出す:傷口を流水でよく洗い流しながら、指でつまんで毒を絞り出します。口で吸い出すのは、口内に傷があると毒が体内に入る危険があるため避けてください。市販の「ポイズンリムーバー」が非常に有効です。
- 冷やして安静にする:患部を保冷剤などで冷やし、安静にします。抗ヒスタミン成分を含むステロイド軟膏があれば塗布します。
- すぐに医療機関へ:特に注意が必要なのが、全身にアレルギー反応が起こるアナフィラキシーショックです。めまい、吐き気、呼吸困難、意識の混濁などの症状が現れた場合は、命に関わるため、一刻も早く救急車を呼び、医療機関を受診してください。過去にハチに刺されたことがある人は、特に注意が必要です。
結論
北海道芽室町で発生した今回の集団蜂刺され事故は、幸いにも大事には至りませんでしたが、夏のレジャーや野外活動に潜む危険を改めて浮き彫りにしました。特に、スズメバチの活動が活発になるこれからの季節、公園や河川敷、山林など、どこにでも巣が作られている可能性があります。
屋外で過ごす機会が増える夏休みや行楽シーズンを安全に楽しむためにも、一人ひとりが正しい知識を持ち、適切な予防と対処を心がけることが何よりも重要です。今回の事件を教訓に、身の回りの安全を再確認してみてはいかがでしょうか。

OnePieceの大ファンであり、考察系YouTuberのチェックを欠かさない。
コメント