【PHP】YouTube Data APIを使用して指定したチャンネルの登録者を取得する方法

こんにちはJitanTechです。

今回はPHPでYouTube Data APIを使用してチャンネル登録者数を取得する方法をご紹介します。

このプログラムを作成した経緯は、プログラムを定期実行させて登録者数をデータベースに保存し、登録者数の推移が分かるようにしたいと思ったからです。

自身の端末ではなく２４時間稼働しているレンタルサーバー上で自動実行させることで、安定してデータが取得できます。

今回の実行環境は以下のとおりです。

サーバー：エックスサーバー
OS：Linux

ではいってみましょう。

パッケージのインストール
プログラムコード
使用方法
実行結果
さいごに

パッケージのインストール

まずはサーバーにYouTubeAPIを使用するためのパッケージをインストールします。まずはパッケージを使用するプログラムと同じ階層に移動します。今回は「youtube-project」というフォルダ内にパッケージをインストールしようと思います。

[ユーザ名@サーバ名 ~]$ cd ./jitantech.com/public_html/youtube-project/

次に以下のコマンドでパッケージをインストールします。※composerはPHPのパッケージ管理ツールです。Pythonのpipと同じような感覚で使用できます。

composer require google/apiclient

もしサーバーにcomposerが入っていない場合は次の記事を参考に、まずはcomposerをサーバーにインストールしましょう！

Composerをインストールする方法（Windows、macOS、Linux別）

お好きな開発環境にComposerをインストールして、PHPアプリケーションのビルドプロセスを自動化する方法を詳しくご説明します。

今回は「youtube-project」フォルダにインストールするので、以下のようになります。

[ユーザ名@サーバ名 youtube-project]$ composer require google/apiclient

実行すると、以下のファイルとフォルダが作成されます。

このvendorフォルダの中に必要なパッケージが入っています。これでパッケージのインストールは完了です。

プログラムコード

次にプログラムコードを作成し、拡張子を.phpで保存します。

<?php
//GoogleAPIライブラリを読み込む
require_once (dirname(__FILE__) . '/vendor/autoload.php');
//APIキー
const API_KEY = "ここに自身のAPIキーを入れます";

//認証を行う
function getClient() 
{
    $client = new Google_Client();
    $client->setApplicationName("youtube-api-test");
    $client->setDeveloperKey(API_KEY);
    return $client;
}

//動画を取得する.
function searchVideos() 
{
    $youtube = new Google_Service_YouTube(getClient());
    //ここに好きなYouTubeのチャンネルIDを入れる
    $params['id'] = 'ここに取得したいチャンネルIDを入れます';
    $searchResponse = $youtube->channels->listChannels('snippet,statistics', $params);
    foreach ($searchResponse['items'] as $search_result) {
        echo $search_result['snippet']['title'];
        echo "<br>";
        echo $search_result['statistics']['subscriberCount'];
    }
}

$videos = searchVideos();
?>