動画を Gif に変換する場合どのようにしていますか?
ラッコツールズ に アップロードしても変換できますが、時間がかかります!
これは変換に時間がかかっているのではなく、アップロードに時間がかかっているのです。
今回はローカル端末でたった 5行の プログラムで高速に Gif に変換する方法をご紹介します。
1.ライブラリのインストール
まずは pip で Moviepy をインストールしましょう。
2.プログラムコード
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from moviepy.editor import VideoFileClip # 動画ファイル名 input_file = "input_video.mp4" output_file = "output_video.gif" # 動画ファイルの読み込み clip = VideoFileClip(input_file) # GIFに変換 clip.write_gif(output_file, fps=10) |
3.実行結果
1分 ほどの動画の変換に 約1分 かかりました。
4.解説
VideoFileClip(input_file)
: 指定した動画ファイル(input_video.mp4
)を読み込みます。
clip.write_gif(output_file, fps=10)
: 読み込んだ動画をフレームレート10(fps)でGIF(output_video.gif
)として保存します。
fpsって何?
FPSは「Frames Per Second」の略で、1秒間に表示されるフレーム(静止画)の数を表します。
数値が高いほど、動きが滑らかになります。映画は通常24fps、ゲームや滑らかな動画では60fps以上であることが多いです。
逆に、数値が低いと動きがカクカクした印象になりますが、ファイルサイズが小さくなるという利点もあります。
ちなみに、FPSは「1秒間に表示するフレーム数」を制御しているだけで、動画の全体の再生時間(長さ)はそのままです。
さいごに
今回は自端末で 動画ファイルを gif ファイルに変換する方法をご紹介しました。
webの変換ツールは アップロードに時間がかかります。
ですので pythonでサクッと変換しちゃいましょう!
ではまた。
・以下のサイトが参考になりました。

【MoviePy】 No module named 'moviepy.editor'
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